マクロの組み方Part5(Prompt:ユーザーからの入力 その3)
前々回、前回からの続きなので未読の方は目を通してからが望ましいです。
マクロの組み方Part3(Prompt:ユーザーからの入力 その1) - Igorの解説とか
マクロの組み方Part4(Prompt:ユーザーからの入力 その2) - Igorの解説とか
さらにPrompt文ではWave名を文字列として指定することも出来ます。
Promptを用いた例3
Macro example3(wavestr)
String wavestr
Prompt wavestr,"Select wave",popup wavelist("*",";","")
Print wavestr
End
String wavestr
Prompt wavestr,"Select wave",popup wavelist("*",";","")
Print wavestr
End
これを実行すると
上のようなウィンドウが出現し、選んだWaveの名前を出力します。
wavelistはIgor中の現在のフォルダの中から条件に合うWaveをリスト化してくれるコマンドです。(フォルダって何?という方はこちら)
wavelistのカッコ内は("*",";","") としていれば、全てのWaveをリスト化してくれます。
よく使う条件としては、("*",";","DIMS=2")として2次元Waveのみをリスト化する、とかですかね 。
詳しくはIgorのマニュアル、リファレンスのWavelistを参考にしてください。気が向けばブログ内で書きます。
Prompt 文字列,"説明文",popup wavelist("*",";","")
Wave名が文字列に代入される
Wave名が文字列に代入される
3回に及びましたが、Prompt文の使用方法は以上になります。
お疲れ様でした。