マクロの組み方Part0(プログラミングの基礎知識)
注意 この記事は、プログラミングを全く行ったことのない人向けにマクロを組むために必要な知識について書いています。プログラミングをかじったことのある方はこの記事は無視して構いません。そのためのPart0です。
プログラミングで実際に書くコードは変数と文字列(文字変数)を用いるものがほとんどです。
変数:数値に対応,ユーザー入力(プログラムを起動する時にユーザーがその時々に応じて入力すること)やループで用いられる。Variableで定義。
文字列:文字に対応,Igorでは特に重要なWaveの定義にも関わる。Stringで定義。
文字列:文字に対応,Igorでは特に重要なWaveの定義にも関わる。Stringで定義。
どういうことかわからないと思うので、以下に例を示します。なお、printは結果を出力するために使用するコマンドです
Variableの場合
(コード)
Variable i=2,j=3
print i+j
Variable i=2,j=3
print i+j
(結果)
5
5
変数では数値として理解しますので、2+3=5という普通の計算になります。
Stringの場合
(コード)
String i=2,j=3
print i+j
String i=2,j=3
print i+j
(結果)
23
23
文字列では文字として理解しますので、2+3=23という、文字をくっつける動作になります。
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マクロの組み方Part1(プロシージャ、文字サイズ、プロシージャ設定) - Igorの解説とか