Igorの解説とか

このブログはWavemetrics社が開発および販売しているIgorについて解説するブログです。

別のエクスペリメントで作ったwaveをロードする

別のエクスペリメントで作ったwaveを、新しいエクスペリメントに使いまわしたいことはよくあると思います。

Igorでは便利な機能が用意されています。

 

 

  1.  まずデータブラウザ上のBrowse Expt..をクリックします
    データブラウザについては↓

    Igor基礎知識(データブラウザ) - Igorの解説とか



  2. f:id:Igorpro:20180105103537p:plain

  3. ロードしたいwaveがあるエクスペリメントを選択するとデータブラウザが下のように変わるので、waveを下図のようにドラッグ・アンド・ドロップ

    f:id:Igorpro:20180105103559p:plain

  4. Done Browsin'をクリックしたら終了

    f:id:Igorpro:20180105103613p:plain

複数のグラフをまとめてプロット part2

今度はグラフの中に小さいグラフを作るやつです。

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こんなやつです。

 

 

まず、グラフを表示した時に特に指定しなければ、Graph0,Graph1とかっていう通し番号みたいなものがついています。

下の例ではGraph0です。

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この名前を使います。

もしも、このグラフにexample2というwaveをプロットしたければ、コマンドウィンドウに 

Display/HOST=Graph0 example2

とすれば出るはずです。

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control+Tを押して、ツールバーみたいなのを出して

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黒い枠をクリックしたら

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このような状態になるので、大きさを変えたり、場所を変えたり出来ます。